亀として生きる

なんのために生きるのだろうかとたまに思う。

もちろん、人とのつながりを失いたくないだとか、米津さんをずっと追っかけていたいだとか、もっといろんなことを知りたいだとか、あれがほしいこれがほしいだとか、自分なりに色んな理由があるのだが

果たしてそれら一つ一つに本当に意味があるのかと考えてみると、この広い世界の中で、ちっぽけな自分自身の行動なんてなんの意味も持たないだろうなと感じてしまうのだ。

だからこそ、昔は何か大きなことを成し遂げて名を残したいとか思っていたが

世の中すごい人が多すぎることに、最近ようやく気づいてしまった。

医学でも写真でもどんな分野においても、とにかく自分のはるか上を行く人が大勢いる。

今までなぜ何かを成し遂げられると思っていられたのか不思議なくらい、みんなすごいのだ。

先輩の姿はすでに見えないし、同期もロケットの如く飛んでいくし、後輩はいともたやすく僕を追い抜いていく。

毎日コツコツ問題を解きながら、ただボケーっとこのような考えにふけってるのが情けなくなる。

しかしながら、とにかく今の僕にできることは国家資格を取ることしかないので、ひたすら亀のようにしぶとくのろのろと生きていく。

亀にしか見つからないチャンス、ないかなぁ。