「良いこと」を終わらせる難しさ

後期高齢者の医療費の自己負担割合は、稼ぎがある人以外は1割だ。

人間誰しも高齢になると病気に罹患する確率は上がるのだから、この割合が現役世代の負担増になっていることは自明の理だろう。

ではなぜこの制度を変えられないのだろうか。

もちろん後期高齢者からの支持を得られないとか政治的要因もあるだろうが、現場で働いていて思うのは、それが倫理的に「良くないこと」だからである。

当たり前ながら、後期高齢者は体力も機敏さも稼ぐ力も衰え、いわば「弱い立場」にある。

そんな弱い立場の人の負担を今より増やしてしまえば、すでにギリギリの人が沢山脱落するだろう。

また、これまで助けられていたのに、経済的な要因で助からない人が増加するだろう。

命は平等であり、年長者は敬われるものであり、長寿は良いこととされてきた日本において、そんなことはあってはならないのだ。

もし改革して平均寿命が短くなりでもしたら、真っ先に「悪い奴」として叩かれる。

だからやめられない。

どんな高齢者にも高い薬を平気で使うし、輸血もするし、どんな主訴でも徹底して解消できるよう取り組む。

生活保護についても同様のことが言える。

国に余裕があった頃はこの姿勢でもよかったのだろう。

倫理的には間違いなく「良いこと」だから。

でも、少子化が進み、子供を諦める人が増え、現役世代の格差が拡がり続けている今の日本に、倫理的に「良いこと」を追い求める余裕は無いように思う。

倫理的に「良いこと」であったとしても、持続不可能なら意味がない。

「悪いやつ」でもいいから、現実的な持続可能性を探り、適切な改革をしていくべきではないか。

 

※こんな発言をする医師が出てくるなど世も末だなぁと思われるかもしれませんが、実際世は末なのかもしれませんね?

探しもの

今回の米津玄師さんのライブには縁がないのかもしれない。

CD1次先行は外れてしまい、2次先行はあることを知らなかった。

一般販売は全て落選。

これまで4回連続で見に行けているのが奇跡的であり、いつかこんな時もあるだろうと覚悟はしていたつもりだが

それにしても米津さんに見放されたようでとても悲しい。

関係者っていいなぁ

毎回ライブに行けるんだもの

なんなら友達とかになればカラオケで米津さんの歌が聴ける

前世でどんな徳を積めば米津さんの友達になれるんだ。

毎日そんなことを考えながら生きてる。

旅先の店とか新聞の隅とか

そんな場所にあるはずもないけど

米津さんとの接点探してます。

見つけた人連絡下さい。

Brilliantcryptoというプロジェクト

最近Brilliantcryptoというゲームに関してよく呟いている。

僕の呟きを見て、一体なんなんだと思われた方も多いだろう。

ということで、今回はBrilliantcryptoについて考えていることを、つらつら書いていこうと思う。

まず、Brilliantcryptoとはいったいどんなゲームかであるが、端的に言えば「価値の保証されたデジタル宝石を採掘するゲーム」である。

なんとまあ怪しいゲームだろうか。

デジタル宝石に価値なんてどうやって生まれるのだろう。騙されてないか?

普通こう思う。

でも、世の中には面白い人がいるもので

宝石の唯一性の証明にNFTを使って、ランダム性をAIに任せて、ゲームで頑張らないと宝石を採れないようして、デジタル宝石に投資するファンドをぶっ立てれば価値が担保できるんじゃないかと

価値の証明された宝石を使って、将来仮想空間で身に付けられるアクセサリーなどを作れるようにすれば需要が生まれ経済ができると

とんでもない考え方だが、本当にコロプラはそんなゲームを作ってしまった。

1億円規模のファンドを立てて、世界中にパートナーを作り、プロジェクトを開始したのだ。

そのプロジェクトがBrilliantcryptoというゲームなのである。

正直に言えば、これまでNFTとか仮想空間とか、胡散臭くて関わる気にならなかった。

大体海外発のプロジェクトだし。

国内のものも、「流行りのNFTを使って儲けよう」みたいな意図が透けて見えるものばかりだし。

でも、世界は仮想空間の拡大方向に進んでいるし、最近では色々な企業や公的機関が仮想空間に参入しているのも知っていた。

調べてみれば、官公庁の仮想空間に関するリサーチも山ほど出てくるし、今後の仮想空間の人口的・経済的発展は間違いないだろう。

最近の日本は二の足を踏んで出遅れてばかりだから、他力本願ではあるがなんとかならないかと感じていた。

そんな折、このBrilliantcryptoを見つけ、面白いし将来性も高いと思った。

日本の上場企業が主導することで、このゲームにおいて最も大切な信用性の担保もできる。

1億円というお金を用意することで本気度も伝わる。

お金を払ってでも乗っかりたいと感じたのだ。(※ゲーム自体は無料でプレイできるが、宝石を採掘するならお金が必要)

ということで、少しでも多くの人に乗っかって貰おうと思い、呟きつつこんな文章を書いている。

詳しく知りたい人はBrilliantcryptoの公式サイトを見てほしい。

そのうちスマホ版も出るし、無料プレイでも上手くなれば100円/時くらいは稼げるゲームなので。

実際に採掘したダイヤ、現時点で推定数万円程度

オールドメディアは頭までオールドなのか

FLASHから

「絶対いらない」大阪市北区が婚姻届提出で「ミャクミャク夫婦箸」贈呈に区民大ブーイング「ヒアリの殺虫剤を」

という記事が出ていた。

どんなもんなのかと思って元のツイートを見に行くと、確かに300件を超えるリプライ+上の方には批判の声。

でも、批判する人のプロフィールは、大体今時はやりの活動家っぽい感じ。

まあ、活動家たちに関しては個人の自由だからおいておくにしても

FLASHは仮にもメディアを名乗るなら、そういう人の意見ばかりを振りかざさずに、アンケートなど色々とリサーチした上でデータから正しく批判しろよと感じる。

週刊誌に質を求めるのもおかしな話かもしれないが。

それでも最近、ネット記事全般の質が下がった気がする。

誤字脱字に溢れていたり、明らかに偏りの見える報道であったり、そもそも事実確認が取れていなかったり。

タイトルが大げさで中身が全然なかったり、読んでいて本当につまらない。

と、ここまで書いて、最近のメディアの衰退はどのように論じられているのか少しリサーチしてみたところ

どうやら既存のメディアは質において生存の道を探らなければならない様子。

そりゃ匿名の噓か本当か分からない情報が大量に飛び交っている今日、既存のメディアができることは信頼性の高い情報を出すことで差をつけることだよな。

インターネットに流れゆく情報と同じ質の情報を出してどうするんだよ、FLASHさん。

忙しい人種

1年ぶり、正確には1年2ヶ月5日ぶりにこちらのブログを書いている。

書く暇がない程忙しかったわけではない。

どちらかと言えば、心が亡くなっていたから書けなかったのかなぁと思う。

それが1年書けなかった理由で、2ヶ月書けなかった理由はアイデアが無かったから、後の5日は惰性。

ということにしておく。

仕事、私生活ともにハイパーな日々を送っていたが、最近ようやく余裕が出てきた。

余裕が出てきたため、ブログの再開とか、資産運用の勉強とか、産業医の勉強とか始めた結果、なんだかんだで忙しい。

なんだかんだで忙しくしているのが好きなのかもしれない。

不安な心を亡くせるからかもしれない。

お金の不安に進路の不安、もちろん日本の将来の不安。

忙しくすることでお金や仕事を獲得できるし、不安な心も亡くせる。

極めて合理的でびっくりするな。

思えば、不安だから群れるし、不安だから技術を発展させる。

不安というものは、案外人間の根源となっている感情なのである。

そう考えると、忙しくありたいと思うのは、一種本能的なものなのでは。

・・・

1年ぶりのブログ、もう少しまともなことを書くつもりだったのになぁ。

空想(米津さんライブ所感)

空想でもあれほど素晴らしく美しい場所は思い描けないだろうというくらいだった。

アリーナ前から3列目

開始直後迫力ある歌声に頭をガンと殴られ、曲についていくのに精いっぱいで、呆然と立ち尽くしている間に終わってしまった。

終わってからも放心状態で、1日たってやっと終わったことに涙し、持ち合わせている貧弱なボキャブラリーでその時の感動を最大限表現しようとする有様である。

米津玄師がはじいた光が直接目に届き、発した音が直接耳に届いていた。

手の動き、首の振り、体使い、歌声全てが美しかった。

眺めながら、聞きながら、これが幸せなのかとぼんやり思っていた。

これまでで最も「米津玄師」を実感したライブだった気がする。

終わってしまったのがただただ悲しい。

これ以上いい席などもう望めはしないだろうが、せめて次回以降のツアーでも会場で生歌を聞けたらなと思う。

とにかく、昨日は本当にありがとうございました。

お仕事頑張るので、どうかまた当選させてくださいよろしくお願いいたします。

お久しぶりです

だいぶ期間が空きましたが、めでたく国家試験に合格し、医師として働いております。

学生と違って、自分で考えて動かないと誰も何も教えてくれないので、すごく大変ですが、なんとか生きてます。

医学生かずの呟きにて、学んだことや思ったことを順次まとめていくつもりですが、多分更新は遅いので、分からないことなどあればいつでもコメントください。

若干早く返せると思います。