不安

日本はどうなってしまうのだろうか。

少子高齢化、人口減少、科学技術面での世界からの遅れ、経済の停滞などなど、とにかく課題が山積みなのに、上が何をしたいのかさっぱりわからない。

何か目標があるなら、国民はそれを目指して頑張るだろう。

例えば、少子高齢化対策のためにお金を使うとか、技術開発への投資のためにお金を使うだとか、そういった理由なら増税もやむなしと思う。

しかし、そんな話は全く聞かない。

聞こえるのは下請けに仕事を放り投げるだけの中抜き企業や、支持者を集める目的のパーティーなど無駄遣いの話ばかりだ。

増税をする前に、一旦その余分な費用を調査して削減する努力をして欲しいし、その費用が足りないなら喜んで出すが、そんな自分達に都合の悪いことは絶対にしないだろうな。

昔は経済も強く、お金があったから、ちょっとくらい余分なお金を使ったって許されたのかもしれない。

でも、だんだんと使えるお金が減り、減った分だけ科学技術や教育など、未来への投資費用に回すお金を減らしたのが今の状態だ。

未来を創り出す研究者や教師が経済的に立ち行かなくなるなど、あってはならないことだと思うが、残念ながらそれが現状である。

正直に言えば、今の日本には全く魅力がない。

先を見通す能力のない権力者が残りわずかな蜜にたかり、優秀な人材や企業は海外に出ていき、高齢者の割合はどんどん増え、その分だけ若年層の負担が増える。

治安や生活の安定性を売りにしていても、経済が回らなくなればそれを維持することは不可能だし、多くの人は既にそれを察しているだろう。

ずっと日本で暮らしていたいからこそ、こういう問題を色んな人に考えて欲しいし、解決しようとする人が出てきて欲しい。

だから、これからも定期的にこういったことを発信していきたいと思う。