言い訳の陰

フォトコンテストの結果が一つ届いた。

結果は入賞ならず、悔しい。

でも、悔しく思えるのが嬉しいとも感じた。

かつての自分であれば、現実を直視出来ず、本気じゃなかったからだとか、設備が整っていなかったとか言い訳をしていただろうからだ。

言い訳は優しく、傷ついた心にふんわりと寄り添ってくれる。

仕方がなかった、選ぶ人のセンスがない、君のせいではないと甘い言葉をかけ、慰めてくれる。

けれども、それは決して自分の実力のためにはならない。

自分の心の傷を乗り越えて、力が足りていなかった点をしっかりと見つめ、乗り越えようとしない限り、本当の意味での成長はないのだ。

様々な分野において同じことが言える。

テストの点数、スポーツでの敗戦、仕事でのミス

たまには言い訳せず、悪いところを見つめてみるのもいいのでは?